今年は勇ましさの象徴である虎の年であり、水の気運を意味する「壬」、木の気運を意味する「寅」が出会って新しい生命を誕生させる希望の年でもあります。 新年の希望を語りながらも、今も防疫の最前線で孤軍奮闘している医療陣と涙まで枯れてしまった生活の現場を考えると、重い気持ちは隠せません。」 道民の皆様に労いの言葉を申し上げ、新年は何よりもお元気で、幸せで喜びや平安に満ちた一年になることを祈ります。 昨年は、「民生だけを」という信念で幸福バスに乗って23の市・郡の困難なことを聞きて解決するために努力し、私たちの実情に合った慶北型ソーシャル・ディスタンスの緩和と民生活性化対策で道民の疲れを解消ために最善を尽くしました。 その結果、4ヶ月間の消費増加率が全国平均の2倍を上回り、慶尚北道型のソーシャル・ディスタンスが数千億の災害支援金より良いという皆様の励ましを受けました。 さらに、昨年の道政運営の枠組みを「研究中心の行政体制」へと改編し、公務員と大学、研究所の専門家らが一緒に研究し、道政を運営するシステムを作っています。 その結果、全国が競合したアップルアカデミー、研究開発センターの誘致、内部清廉度で全国唯一の1等級を達成、史上初の国費10兆、全国1位の投資誘致10兆時代の開幕など、注目すべき成果も挙げました。特に、研究開発国費確保の増加と、80%以上が二次電池、バイオ、エネルギーなどの先端産業誘致に集中した投資誘致の成果は、5年後、10年後の慶尚北道の未来を明るくする灯火になると思います。 愛する道民の皆様、未来への道をしっかり固めるため、今年慶尚北道の道政の方向は『民生、経済、そして大転換』です。 「私たちを殺せないものは、私たちをさらに強くする(That which does not kill us, makes us stronger.)」は、ドイツの哲学者ニーチェの言葉のように、試練と困難を機会として、虎の勇猛さで新型コロナウイルスとの戦いに勝利し、民生経済を蘇らせるためにすべての道政を集中させていきます。 また、慶尚北道の大転換のため、「ツーポート(Two-Port)時代の空港・港湾経済圏」と「第4次産業革命大転換プロジェクト」、そして「より大きな大邱・慶尚北道のための超広域協力プロジェクト」など、新しい慶尚北道を作るための政策も集中的に推進していきます。 厳しい時期に慶尚北道を信じて力を集めてくださった道民の皆様に感謝し、危機に強い慶尚北道、未来のある慶尚北道、住みやすい慶尚北道に跳躍する希望の一年にしていきます。